フランスアルザス地方の郷土料理、シュークルート。
その材料となるキャベツを発酵させたもの、
料理名と同じ「シュークルート」。ドイツではザワークラフト。
よく輸入食材屋さんで瓶に入って売られているが、
実は簡単に作れて、いろんな料理へ展開できる。
しかも発酵によって、もともとキャベツの表面にある乳酸菌が働き、美容効果抜群!
グルタミン酸も生の6倍増える、優れもの。
また、一か月は保存ができるから、たっぷりストックできる「自家製」がおすすめです。
レッスンでは、定番のシュークルートを。
ごろんごろんとベーコン(自家製)と塩豚、発酵キャベツ、
西洋料理の香味野菜(玉ねぎ、にんじん、セロリ)の順に鍋に入れて、
水を注いで煮込むだけ。
出来上がりは、味覚も体も喜ぶおいしさよ。
とくに煮汁がおいしくて、ふふっ、ワインがすすむ。
私のシュークルート=発酵キャベツ。
レシピは、千切りにしたキャベツに2%の塩、きび砂糖少々(1Kgのキャベツなら小さじ1/2くらい)、
フェンネルシード(小さじ1)、ブラックペッパー(5粒)、タイム(2本)、ローリエ(2枚)、赤唐辛子(2本)。
すべての材料を空気が入らないようジップロック(キャベツ1Kgジップロック大1分)に入れて、
バットへ平におき、重石(キャベツの倍くらいの重さ)をして、
発酵がはじまる5日目くらいから、煮沸消毒した瓶に入れて保存です。
ポイントは、キャベツは「新鮮なもの」乳酸菌が活性化するよう、細かく刻む千切りで、
塩、砂糖もナチュラル素材のものを。
「和モダンフレンチ」レッスンでは、土鍋で、旨みたっぷり、
じゃがいも崩れずホクホク。
自家製発酵キャベツを使ったシュークルート。
日本の食卓に気軽にのせたいですね!
美と健康面から学ぶガストロノミー、どんどん生活に取り入れていきましょう!
次のレッスンもお楽しみに。