フランスの地方菓子、ボルドー地方のカヌレ・ド・ボルドー。
黒くツヤツヤに焼けて、
すっとまっすぐ上に立ち上がる凛としたただずまいが美しい。
食べると周りはカリッとして、
中はもちもち、濃厚なカスタード味が、他にはないおいしさ。
材料はとてもシンプルで、牛乳、卵、砂糖、小麦粉、バニラ、
作り方もカスタードクリームを作る要領。
誰が作っても同じ味にできそうだが、
ちょっと違う、結構難しい、、
そのおいしさを作りだすいくつかの技の一つにカヌレ用特製の「型」。
銅で作られ周りがギザギザカットされたこのカヌレ型、
私が料理お菓子を習いにフランスにいたころは、
パリでも購入するのが難しいといわれていた。
本場のカヌレが食べたくて、作りたくて、ボルドーまで行きましたよ。
そんな思いでたっぷりのカヌレを
生徒さんからいただきました。
ロブションのミニカヌレ。
小さい分もちっとした噛みごたえが、また魅力。
これは、ちびりちびり、
コニャックのお供にもいいですね。
ありがとうございます!
なんだか、ミニカヌレ用の型が欲しくなってきた。
次のレッスンでは、私のスペシャリテ、
チョコレート味のカヌレ、カヌレ・オ・ショコラをやりましょう。
生徒さんと一緒にボルドーへも行きたいな。