3月の「和モダンフレンチ」は
新型コロナウィルス感染予防の為、お休みです。
皆さんいかがお過ごしですか?
私は予定レシピを試作しながら楽しんでいます。
免疫力たっぷり自家製甘酒を使った、ピンクのカクテル。
スピリッツを加えたアルコールあり、
豆乳で割ったノンアルコールもご用意可能。(でも休みなんですよね。)
今日は薔薇のフレーバーを加えて、大人っぽく。
美容効果も期待しましょうか。
「和モダンフレンチ」再開の頃は、どんなフレーバーに!?
しばらくの辛抱ですね。
甘酒、私はお粥を炊いた鍋ごとオーブンに入れて、成功しましたよ。
こんな時期こそ、自家製発酵食にチャレンジしてみては!
*果物を使ったカクテルのコツ
お酒と何か材料を混ぜて作る「カクテル」は、
アルコールに加え、
甘味、苦味、酸味が必要で、そのバランスが大切。
食前カクテルの場合、甘味は控えめにします。
その甘味に旬の果物やハーブを使うことが多いのが
当教室カクテルのレシピ。
またカクテルはきりっと冷えていることがおいしさの秘訣。
プロの技は熱のこもりにくいステンレス製、カクテルがぬるくならない工夫が施されている分、
家庭では、素材そのものを冷凍してみては!
果物を凍らせて、グラスも冷やしておきます。
あとは、乾杯直前にフードプロセッサーにかけるだけ。
そして、レッスンがスタートします。
*甘酒
起源は古墳時代からといわれいる日本の伝統的な甘味飲料。
製造方法は、米麹を使用する方法と酒粕を使用する方法があり、
前者はお粥を50~60℃の保温を一晩かけて作られる為、「一夜酒」と呼ばれ、
冬でないと酒を造れない酒蔵が夏の副業に手掛けていたともいられている。
麹カビ由来の酵素(アミラーゼ)によってデンプンを糖化することで甘味が生まれ、
身体に素早く吸収されエネルギー源に変わることにより、「飲む点滴」とも謡われている。
栄養豊富で、夏バテ防止、エネルギー・栄養補給減として重宝されてきた。
必須アミノ酸、ビタミンB群による疲労回復効果
食物繊維、オリゴ糖は腸の働きを促す。
米麹にメラニン抑制作用と美白効果、アンチエイジング作用があり、美容効果にも注目されている。
かつては俳句においての夏の季語となっていた甘酒、先人の知恵を生かして、
美と健康面からガストロノミーを楽しみたいですね。