先月の「和モダンフレンチ」、
アペロに続くレシピは、
ポリフェノールたっぷり、「畑の肉」黒豆レシピ2種、
黒豆NIGIRIと黒豆のポタージュ。
黒豆のポタージュ(画像右)はワイン好きがあるまるおもてなしに、おすすめ。
黒豆を加え一段深くなった味わいは、赤ワインがほしくなる。
そして、左の黒豆NIGIRIは、「オイル漬け」の展開レシピです。
一度戻すと保存が難しい豆類は、「オイル漬け」すると
漬けておくだけで味わい深く、保存も効く、いいことずくし。
今回のオイル漬けはオリーブオイルベースにバルサミコ酢、
ドライトマトも加えて、ストックです。
黒豆NIGIRIは、炊き立てのごはんに混ぜて握るだけ。
ごはんに黒米も加え、アントシアン効果ばっちり色鮮やか。
黒豆、甘く煮るばかりでなく、料理にもどんどん使ってアレンジして、
ワインも楽しみましょう。
*黒豆:皮の色素成分「アントシアニン」はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っています。
アントシアニンの抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素の発生を抑制する性質があり、
また肝機能の健康にも役立つと言われています。
エイジングケアには欠かせない、シミやシワなど肌の老化を抑える効果も期待でき、
体を温める性質もあります。
*オイル漬け:素材の旨味や甘味が増しておいしくなるストック法。
植物の果実や種子から絞り出した、ビタミンやミネラルを含む自然のエッセンスたっぷりな
オイルを使うのがポイント。オイルの養分が素材にしみこみ、素材から余分な水分が抜け、
時間とともに鮮度が増したような生き生きとした味わいとコクが生まれます。
「魔法のオイル漬けBOOK」河出書房新社より
黒豆のオイル漬けは、そのままサラダにしてもよく、
本書に掲載のごま油をベースとした中華風味もおすすめです。
またご紹介レシピ(レッスンレシピ、著書)のようオイル漬けを混ぜたごはんも日持ちし、
私は時間がたった染みた味わいが好きです。
*豆料理:上記のよう、スープ、ポタージュ、米料理にしたり、
サラダ、マリネと甘く煮るばかりでなく、料理にいろいろアレンジでき、
黒豆の場合、肉の煮込みに一緒に加えると肉も豆にも旨みがのり、パワーのある料理ができます。
またヨーロッパでは粉にしたものも売られており、それを使ってクッキーなどの
お菓子や料理用クレープも見かけます。
栗の粉、ひよこ豆の粉を使ったお菓子や料理は、またレッスンでもやりましょう。
コロナウィルス対応で不安な日々、ポリフェノールたっぷりな黒豆の免疫力で心も食卓も幸せに!