3月は「はじめてのフランス料理」のみ開催、
マスクをして、アルコール殺菌のもと、楽しく終了しました!
こんな事態となってもレッスンを楽しみにしてくださる生徒さんに感謝。
通常の授業に加え、免疫力アップ料理のコツ、保存食の楽しみ方をお伝えしました。
ところで、中国、イタリア、フランス、アメリカが踏み切ったロックダウン(閉鎖)
日本もぼやぼやしておれないですね。
お米、乾麺、缶詰のストックに加え、保存料理にチャレンジするのも、おすすめです。
保存食といってもワインによくあって、とってもおいしいのですよ。
~お肉の保存~
鶏などの家禽、豚肉は、塊肉を塩漬けに。
これだけで、余分な水分が抜けて臭みもなくなり、
味わいは熟成がすすみおいしくなります。殺菌効果もあるので安心。
私は長期保存の場合、2%以上の塩を。
これだけで1週間くらいは保存でき、また肉の味わいは凝縮されおいしくなります。
低温のオイルで煮れば、ワイン好きがこのむ「コンフィ」に。
コンフィを手で裂いて、ハムやソーセージのよう、
いろんな料理の具材にするのもアイデア次第。
豚肉のコンフィは、フランスロワール地方の郷土料理リヨン(Rillon)としても親しまれていて、
そのままマスタードを塗って肉料理として、またサラダやサンドイッチの具材にもおすすめ。
オイル漬けBOOKでは、鶏のコンフィはお茶漬けやサラダレシピに、
豚のオイル漬けはラーメンレシピに展開しています。お持ちの方はご参考に。
~お魚の保存~
白身の魚は塩をまぶしオイルに漬けておくのが、
刺身より好きなくらい、私好みの味わいです。
そんな魚のオイル漬けは、ぜひ炊き立てのごはんにのせてください。
ハーブや薬味をのせればなおよし。ワインにもあうごはんレシピです。
赤身の魚は、白身と同じようオイル漬けもちろん、
まぐろを低温のオイルで煮れば、南仏の香り「まぐろのコンフィ」です。
出来上がったコンフィは、私たちに馴染みのあるツナと同じようアレンジOK.
缶詰より断然おいしく、保存もできるから嬉しいです。
また青背の魚は、生の場合塩漬けしたあと、ビネガーをふりかけオイル漬けに。
低温のオイルで煮れば、地中海風エスカペッシュ。
さばをワインで煮れば、フランスロワール地方の郷土料理さばのワイン煮、オリーブオイルをふりかけ保存です。
家に引きこもり勝ちな今、ロックダウンになる前こそ、家庭料理を豊なものにして、備えたいですね。